更新 2025.08.20
■ 日本にはIT革命が起こらなかったのから考えるDXとAI
日本人の特性として、実体があるものを信用することが定着しています。現在、紙の紙幣が先進国でこれほど普及している国は日本がトップです。当時、IT(ソフトウェア)は、見えない代表として、米国でコンピュータの付属品として位置づけられていました。米国では、クリントン政権の時に、「デジタル・エコノミー」政策を進めて、インフレ無き経済発展を遂げました。当時は、米国アナリストでさえ、政府のマクロ経済指標で捉えられていないため経済統計で現れなかったため、経済成長を信じていませんでした。しかし、米国産業界(ITユーザ企業)は、IT革命を進めて現在のIT産業の基盤を構築されました。参照:米国商務省著室田泰弘訳「デジタル・エコノミーI・II」米国商務省レポート。当時、日本ではほとんどの人が「デジルエコノミー」を正しく認識していませんでした。その結果、日本にはIT革命が起こりませんでした。
当時も今も、IT・デジタルは企業経営支援のインフラであり基幹業務の中核になってきており、企業内にはITプロジェクトに関係する様々なプロジェクトは並行して流れています。しかし、これらの複合プロジェクトを指揮するプロジェクトの責任者(PM)の経験不足、更に経営層がIT業務の評価が低く、社会システムに深刻な問題を起こし、経営者辞任に至っているケースが多く見受けられました。IT・デジタルは、企業の基幹システム、企業間サプライチェーン、社会システム、国家間金融システムまでの社会基盤であります。今日、世界から遅れた日本は、IT・デジタルのキャッチアップを目指し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。世界のIT・デジタルとDXの歴史・背景・失敗・成功を振り返り学ぶことが重要です。
更に、昨今のAIブームは、凄まじいスピードで進化しております。AI開発会社では、自社が開発したAIにより自社社員をリストラするようなニュースも流れています。新しい製品開発やサービスのDX,AIは経済面ばかりを考えるのではなく社会にあらたな価値を提供するために存在するのではないでしょうか。
■ IT・デジタル・DX(実績)
◆IT・デジタル化企画・RFPと情報システム(ERP)・ベンダー選定
IT・デジタル化企画・RFP策定・情報システム(ERP)企画・ベンダー&コンサル選定
◆IT・デジタルマネジメント(CIO・PMO) 支援
経営とITを融合するCIO業務支援、ITプロジェクトPMO支援、国内海外グローバルプロジェクト支援、SOX・IFRSを含むITプロジェクト支援。
◆グローバル基幹業務システム(GIM・ERP・CRM・SCM)支援
ERP,CRM,SCM等の基幹業務システム導入プロジェクトのマネージメント、コンサルティング及びアドバイザ。主要顧客は当時、世界の飛行機産業トップ企業様、世界んp設機械メーカ世界2位の企業様以下、グローバル企業様多数。
◆DX(デジタルトランスフォーメーション)支援
日本政府は2018年より、DXの崖が2025年に起こるとの警鐘を鳴らして、IPAを中心にして国内産業界から行政・学校・病院まであらゆるところに政府支援のDX事業を開始しました。その結果、○○DX、△△DX、XX
DXが日本国中に生まれて、日本独自のDXは成功と失敗が入れ混じった状態になっています。
DXは経営戦略であり、隣の会社が行っているから、公的支援金が出るからなどではなく、自社や自組織としてのミッション、ビジョン、バリュー、ストラテジーを明確にすることを同時に進めることが重要です。
◆「IT・デジタル・DX研修講座」 ー当講座は「経営管理研修講座」の1科目です。
・「IT・デジタル・DX研修講座」は、長年の実務経験と多くの研修・セミナから構築した研修講座で、実際の経験した知識、ノウハウ、成功と失敗、ヒント等が蓄積されています。ご参加をご検討願います。
○[研修講座目次]
はじめに
1.情報システムの歴史
2.世界の情報システム産業の動向
3.企業情報システム・サプライチェーンSCM
4.基幹情報システムERPと開発プロジェクトの実際
5.日本のIT政策 e-Japan EA、IPA
6.日本のデジタル政策・DXとAI
・デジタルテキストは毎年最新内容で提供
・対象は企業管理者、自治体職員、経営層、及び大学様(講座・セミナ)
・基本はオンライン研修。対面は別途ご相談ください
・詳細研修内容・時間・費用は個別にご相談ください
更新:2025.08.20
◆主なサービス:
・経営管理研修・講座
IT・デジタル・DX
イノベーション
プロダクトマネジメント