更新 2025.03.07
■ なぜ、日本にはIT革命が起こらなかったのか?
日本人の特性として、実体があるものを信用することが定着しています。現在、紙の紙幣が先進国でこれほど普及している国は日本がトップです。当時、IT(ソフトウェア)は、見えない代表として、米国でコンピュータの付属品として位置づけられていました。米国では、クリントン政権の時に、「デジタル・エコノミー」政策を進めて、インフレ無き経済発展を遂げました。当時は、米国アナリストでさえ、政府のマクロ経済指標で捉えられていないため経済統計で現れなかったため、経済成長を信じていませんでした。しかし、米国産業界(ITユーザ企業)は、IT革命を進めて現在のIT産業の基盤を構築されました。参照:米国商務省著室田泰弘訳「デジタル・エコノミーI・II」米国商務省レポート。当時、日本ではほとんどの人が「デジルエコノミー」を正しく認識していませんでした。その結果、日本にはIT革命が起こりませんでした。
当時も今も、IT・デジタルは企業経営支援のインフラであり基幹業務の中核になってきており、企業内にはITプロジェクトに関係する様々なプロジェクトは並行して流れています。しかし、これらの複合プロジェクトを指揮するプロジェクトの責任者(PM)の経験不足、更に経営層がIT業務の評価が低く、社会システムに深刻な問題を起こし、経営者辞任に至っているケースが多く見受けられました。IT・デジタルは、企業の基幹システム、企業間サプライチェーン、社会システム、国家間金融システムまでの社会基盤であります。今日、世界から遅れた日本のIT・デジタルのキャッチアップを目指し、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進行しています。世界のIT・デジタルの背景や苦労を理解することが基本であると考えます。
■ IT・デジタル業務(実績)
◆IT・デジタル化企画・RFPと情報システム(ERP)・ベンダー選定
IT・デジタル化企画・RFP策定・情報システム(ERP)企画・ベンダー&コンサル選定
◆IT・デジタルマネジメント(CIO・PMO) 支援
経営とITを融合するCIO業務支援、ITプロジェクトPMO支援、国内海外グローバルプロジェクト支援、SOX・IFRSを含むITプロジェクト支援。
◆グローバル基幹業務システム(GIM・ERP・CRM・SCM)支援
ERP,CRM,SCM等の基幹業務システム導入プロジェクトのマネージメント、コンサルティング及びアドバイザ。主要顧客は当時、世界の飛行機産業トップ企業様、世界んp設機械メーカ世界2位の企業様以下、グローバル企業様多数。
◆IT関連講演・研修・セミナ・雑誌・書籍実績 抜粋
・2015年 「情報システムの要求仕様書研修」日本テクノセンター
・2010年「国際会計基準IFRSセミナ」(社)日本情報システムユーザー協会
・2010年「国際会計基準IFRS講演」 (社)企業情報化協会
・2009年「ITC PGL英語版翻訳」ITコーディネータ協会
・2009年「ERPと内部統制寄稿」日経BP社 ERP実践ガイド
・2007年「内部統制とERPソリューション講演」 日経BP社
・2005年「経営戦略から情報化企画公演」 ITコーディネータ研究会
・2005年「SEのための要求仕様書のつくり方共著」日本能率協会
・2004年「ERP導入アドバイス寄稿」ソフトバンク社 情報化の処方箋
・2004年「企業経営者研修講師」 東京都港区
・2002年「基幹業務システム(ERP)・サプライチェーン講演」 ダイヤモンド社
・2002年「CRM・バリューチェーンセミナ講演」 ダイヤモンド社
◆「情報システム研修講座」 開設中
・長年の情報システムのプロジェクト実績と研修・セミナを基礎として短時間(1~2時間)の「情報システム研修講座」を開設しております。また、大学校で講義をしております。研修・セミナ実績は50回以上。ぜひ受講をご検討ください。
○[研修講座目次]
はじめに
1.情報システムの歴史
2.情報システム産業の動向 世界
3.企業情報システム・サプライチェーン
4.基幹情報システムと開発プロジェクトの実際
5.日本のIT政策 経産省 e-Japan EA、IPA
6.日本のデジタル政策 デジタル庁
・デジタルテキストは毎年最新内容で受講生に提供。
・対象は企業管理者、自治体職員、経営層、及び大学様(講座・セミナ)。
・基本はオンライン研修。対面は別途ご相談ください。
・詳細研修内容・時間・費用は個別にご相談ください。
更新:2025.03.07
◆主なサービス:
・IT/デジタル
・イノベーション
・ 製品開発・プロダクトマネジメント
・人財育成・マネジメント教育